Obelix Trophy Race Report 4月27日
U.4月27日 日本出発からパリ到着
3時間待って、JL421便で関西空港出発12時間のフライト後、ロンドンのヒースロー空港到着、3時間近い乗り継ぎ待ちの間に本場のギネスの生ビールの美味しさに感動し、エールフランスに乗り換え、1時間でパリに到着。ここまでで、松山出発からすでに約20時間経過。
SARSの影響で、エールフランスのパリへの直行便は、減便中止となり、JALで乗り継ぎフランスへ。
現地(フランス)時間の午後9時すぎにパリに到着して空港でタクシーを待っていると、先発隊の原隊長から携帯に電話がはいる。
原さんは、MPROJECTをラ・ロッシェルからレース開催地のBENODETまで回航中で、ちょうどロリアンに入港したところなので、今からすぐ、最終のTGVに乗ってロリアンまでこいとのこと。
ちょうどマキシのマルチハルレースに参加している艇団がロリアンに入港し、スポンサーやゲストも招待の大パーティーを開いていて面白いから是非、すぐ来いとのお誘い。
岡本オーナーは、今晩はパリに宿泊予定なので、僕(渡部)1人でもすぐに来たらマルチハルのレーサー達も一同に見えるとのこと。
しかし、満員のエコノミークラスに20時間近く乗った挙げ句、また5時間かけて1人ロリアンまで行くのは少々しんどいので丁重にお断り。
今日は、パリのメリディアンホテルにチェックイン。ちょっと落ち着くと現金な物で、また元気が出てきて、パリの夜の町に繰り出す。
岡本オーナーと和食料理人の裕次郎と真由美ちゃんと4人でレストランへ直行。
シヤンパンで、乾杯のあとビールとワインを次々空け、ソーセージを適当に注文。
湯気の立つこのソーセージ、ナイフで切るともの凄い強烈な匂いが、吹き出す。
ボーイに何のソーセージか尋ねると豚と牛のこのあたり(と自分の腸のあたりを撫ぜる)と血を混ぜたソーセージとのことでこの匂いと味に納得。
裕次郎は、さすがに料理人の探究心でバクバク食しているが、僕は一口で中止。モツ鍋やホルモン焼きは好きなのだが、ここまで強烈な匂いは凄い。ただ、結構疲れているので、味覚に対する自分の許容の幅が狭くなっているのかも知れない。体調のいい時にまた試してみよう。チーズも強烈なロックフォールやブルーチーズを食べワインを空けていたが、ブルーチーズのような強い匂いと味覚のチーズは、いつもほど手が出ない。
日本時間の時計を見るともう朝の7時過ぎなので帰って寝ることにする。ぶらぶら歩いて帰っていたが、誰も道など気にしていないので、道に迷ったようでいつまで歩いてもホテルに着かない。途中、道端に止めている車の盗難止め装置も大げさなものが多く目に付き、治安の悪さも想像され興味深かった。こんなことを面白がって眺めている自分をまた、面白く見ている自分がいる。
1時間位歩いてやっとホテルに到着しそのまま爆睡する。
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